食用ホオズキ

3月下旬に種蒔きし、ポットで苗を育てていた食用ホオズキ(品種:キャンディランタン)を畑に植え付けしました。

すでに最初の花が咲き、ホオズキの袋が出来ています。

この袋が大きくなり、中に実ができます。

最初は袋が緑色をしていて、だんだんと色が変わり茶色になった頃、中を開けると黄色の実ができているのが食べ頃。

食感はミニトマトで、味は甘酸っぱいフルーツ。

初めて食べた時、とてもビックリするような美味しさで心踊りました。

自分でも作って沢山食べたいし、沢山取れたらジャムやドライフルーツも作ってみたいです。

1株でかなり大きくなるみたいなので、株間の距離を取って、しっかり支柱も立てて植え付けしました。これからの成長が楽しみです!

カミキリムシ対策

先週からカミキリムシを確認していたので、早く対処したかった「バイオリサ」。

連日の大雨から一息ついて、且つ明日は晴れ予報なので、やっと木に巻きつけました。

バイオリサは微生物防除剤で、カミキリムシが触れると有効成分である糸状菌に感染し殺虫します。設置後30日間持続し、テープを木に巻きつけるだけなので、簡単に防除できます。

畑にいるカミキリムシの種類は「ゴマダラカミキリムシ」。

5月中旬から8月くらいまで現れます。

成虫になって現れた後、葉っぱを食べ、後尾し産卵します。

木の幹や、枝のY字になっているところに卵を産み付けるのが好き。

この卵に気づかずにいると、その後幼虫(テッポウムシと呼ぶ)となり、木の中に入りかじりりながらさまよいます。

テッポウムシが木の枝や幹をかじりながら一周すると、その部分より上は枯れてしまうか、樹勢が極端に悪くなります。

このテッポウムシがかなり厄介な幼虫なんですが、そのテッポウムシに入り込まれないよう、まずは成虫のカミキリムシをやっつけることが最初の対策となります。

うちの農園のカミキリ、テッポウムシ対策は

(対策1)

雨が降っていなければ、朝早く行って木を揺らすと、まだぼーっとしているカミキリムシがボトッと落ちてくるので、簡単に捕殺できます。

陽が完全に登っていると飛び立ってしまうので捕まえるのは難しくなります。

(対策2)

カミキリムシがバイオリサ を巻いたところに留まれば12週間で死にます。

(対策3)

木を毎日チェックし、卵を産み付けられていたらこすり落とします。

(対策4)

木屑を発見したら、必ずテッポウムシがいるので、細い針金でほじくり出して捕殺します。

この時期になると、毎日木のチェックを欠かさないのですが、それでもいつの間にかテッポウムシにやられるのです。

でもこのチェックを怠ると、あっという間に木は弱って枯れてしまうのでとても大事な作業です。

今日の戦利品。やっとまとまって収穫できました!

アボカド定植

今年2月に購入したアボカドの中苗2本を定植しました。

品種はベーコンとピンカートンです。

ベーコン
ピンカートン

定植してから3年を無事乗り越えることができたら、根が張り、実がなる樹にどんどん成長していくだろうけど、それまでは色々心配です。

真夏は葉の日焼けで痛んだり、水切れで元気が無くなったりするので、梅雨に入ったこの時期に植えつけました。7月までは水の心配はないし、この2ヶ月で土に馴染んで根が広がって欲しいなと思いました。

9−10月は台風がどうしてもやってくるので、その前に少しでも根付いて欲しいです。

アボカドの周りには防風ネットで囲っています。アボカドと固定する支柱は3本仕立てにしました。

アボカドの圃場は、周りが防風林に囲まれていて、且つ少し窪地になっているので、昨年のような大きな台風でも今のところ被害なく耐えています。

支柱を打ち込む
防風ネットで囲む

2019年から植え始めたアボカド。

収穫できるようになるのはいつの日か。

梅雨入り

511日に屋久島は早くも梅雨入りしました。

平年より19日も早いそうです。

なんてこった・・・

早く始まった分、梅雨明けも6月くらいにサクッと終わってくれたらいいのにな。

屋久島の梅雨時期の雨は、とても雨量が多く、そんなドサっと降る雨が連日続きます。

まだ植えた野菜もほとんど収穫始まってないし、どうか今年は程々にお願いします。

アボカドの葉が落ちる

2019年からアボカドを定植しているのですが、既に2本は枯れてしまいました。

枯れた原因は、1本はまだ幹が細い状態で表皮がぐるっと1周向けてしまい(おそらくカミキリムシ)養分が供給されず枯れてしまったのが1つ。(品種:ウィンターメキシカン)

もう1本は原因不明。(品種:マラマ)

順調に育っていたと思っていた矢先、葉っぱが落ち始め枝だけになり、また新芽が出てくるだろうと放置していたら、そのまま復活しなかった。いつ葉っぱが落ちたのか、きちんと記録していなかったので原因はわからない。抜いてみたら、中は空洞で蟻の卵が産み付けられていた。

そしてまた生きるか死ぬか瀬戸際の幼樹が2本ある。

今年2月に寒波が来て、気温が低く風も強い日が続いた時がありましたが、3月になり持ちこたえていたように見えました。

花芽が沢山ついて、葉っぱも沢山あったのに、突然、全部落ちてしまいました。(品種:ベーコン)

葉っぱが全部落ちた
剪定後

5月になっても新しい芽は出てきません。

調べると、剪定した方がいいという記事があったので、枯れていく前に、まだ緑色の枝が残っている部分まで切り落としました。

もしかしたらもっと強剪定した方がいいのかもしれませんが、まずはこれで様子を見ようと思います。

 

もう1本は台木の部分がまだ生きていたので、ポットに移し替えて様子を見ようと思います。

下の方はまだ生きていたので救出

アボカド栽培は、周りに本格的に作っている人は少なく、本やネットで情報収集し、手探り状態でやっています。

土壌が悪いのか、風が当たりすぎるせいなのか、いろんな原因が考えられますが、何をしたら今の環境で育っていけるのか、考えて考えて失敗を生かして、必ず沢山実を収穫できる樹に育てたいです。

スモモの摘果

沖縄、奄美地方は早くも梅雨入り。
この頃屋久島も雨が多くなってきました。
来週にも梅雨入りする予想らしいのですが、ほどほどの雨が降るくらいで明けて欲しいです。
 
今年はスモモの実がたくさんついたので、摘果しました。
拳一つ分の間隔になるまで落とした方がいいらしいのですが、まだこれから自然落下したりすると思うと、なかなか大胆にはなれません。
毛虫に噛じられたもの、傷がついたものから落として、あとは固まって実がなっているもの、小さいものなどを落としました。
摘果前
摘果後

ひとまずこれで様子を見てみます。

今年の初めてのきゅうり出来ました。これからどんどんなってくれるといいな。

ウォーキングコース

今日は一日雨だったので畑仕事はお休みです。

農作業で体をほぼ毎日動かしていますが、スポーツをやる体力や筋力とは別物です。

昨年はコロナ禍の影響で、スポーツを含むイベントの殆どが、ここ屋久島でも中止になりました。

目標が無くなるとモチベーションが上がらず、運動は何もやらない一年でした。

今年もどうなるかわかりませんが、このままだと動けない体になってしまうと危機感を感じたので、鈍った体を運動出来る状態に持っていくために、まずはウォーキングから始めています。

湯泊の堤防が見えます
坂を上がると一面青い海

車で数分上がったところにスーパー林道という小島から中間集落を跨ぐ林道があるのですが、素晴らしい絶景を眺めながら、適度にアップダウンするとても気持ち良く歩けるコースになっています。

こんなにいい道なのに、ほぼ誰にも会わないので景色を独り占めして大手を振って歩いています。

正面に見えるのは破沙岳かな?
新緑が綺麗です

敷き草

敷き草1

近くの農園に刈った萱が沢山あったので、いただいてきました。

軽トラ荷台に3回往復。

敷き草2

野菜畑やアボカドの周りに敷きました。

雑草や泥跳ねを防いだり、土壌水分を保つ効果があります。

いい天気だ!

今日は風がそよそよ、カラッと晴れわたるいい天気でした。

観光客をいつもより見かけることで、GWを感じています。

こんないい天気の日は、どこかに出かけたい気はあるのですが、畑仕事は気にすればやりたいことが沢山あるし、Yahoo! の週間天気予報を見ると、5日から雨予報ばかりなので、

週間天気予報

晴れているうちに片付けようと、体は畑に向かいます。

雨が多い屋久島というイメージは、実際に暮らしてみると、言うほどでもないと思いますが、時期によっては雨が続くことが多いので、やっぱり晴れた日は貴重な感覚があります。

切った雑木が山ほどあるので、ひたすら燃やしながらまた木を切ったりを繰り返しました。

雑木

5月のたんかん

たんかん小さな果実

花びらが落ちて、小さな実の粒ができています。

5月のたんかん果実

今は生理落果期で、新芽と果実で養分を競い合い、自然と果実が落ちる現象で、地面には落ちた小さな果実が見られます。

5月は新緑の葉が濃い緑に変わっていき、根が動き、樹勢を強くする時期。発根を促す肥料を撒く予定です。

昨年台風でかなり葉っぱが落ち、樹勢も弱った木が何本かあるので、今は葉っぱを減らす剪定などせず、枯れ枝を切ったり、邪魔になりそうな防風林を切ったりしています。

カラッとした天気が多い5月は、作業が気持ちよく捗ります。

たんかん畑
新芽がワサワサ
作業中、集まる鶏
脚立に乗って作業中、必ず寄って来る鶏