たんかんの花で農園は真っ白
3月下旬頃から開花が始まりました
周りではぶんぶんという音も聞こえます。
ミツバチが密を求めて飛び回っているのです。
この時期は収穫も終わってほっと一息・・・・・というわけにはいきません
むしろ、たんかん栽培はこの春の作業がとっても大切。
やることもてんこ盛り
たくさんの実をつけて疲れ切ってしまったたんかんの樹
「お疲れ様」「元気になってね」という気持ちを込めてまずは素早く栄養補給
すぐに栄養を補給できるように液体肥料を葉っぱに散布していきます。
ちょっとだけ人間の栄養ドリンクみたいですね(笑)
栄養ドリンク(笑)から1週間もしないうちに、今度は油を薄めた液体を樹の隅から隅へとかけていきます。
これはマシン油というもので樹についた害虫にもベットリとくっついて呼吸困難にするのです
(説明するとなんだか恐ろしいけどこれも樹を守るため)
それと前後して土には石灰や堆肥を撒きます。
さらには手作りの米ぬかぼかし肥料も撒きます。
日々、散布したり撒いたり散布したり撒いたりそれで終わればまだいいですが、その間に不要な樹の枝を剪定したり、雑草を刈ったりなどもしています。
今日は「あ~もう草刈り疲れた~やめたい農家やめたい(嘘)」と思ってたんかんの苗をみたらあらビックリ
植えたときにはナヨナヨしてて膝下くらいだったたんかんの苗が見違えるほど大きくなっていました。
あと2年くらい経ったら初収穫できるかな?
実は去年くらいから花が咲きはじめましたが、樹の成長を促進させるために花は落としているのです。