畑にいるカミキリムシの種類は「ゴマダラカミキリムシ」。
5月中旬から8月くらいまで現れます。
成虫になって現れた後、葉っぱを食べ、後尾し産卵します。
木の幹や、枝のY字になっているところに卵を産み付けるのが好き。
この卵に気づかずにいると、その後幼虫(テッポウムシと呼ぶ)となり、木の中に入りかじりりながらさまよいます。
テッポウムシが木の枝や幹をかじりながら一周すると、その部分より上は枯れてしまうか、樹勢が極端に悪くなります。
このテッポウムシがかなり厄介な幼虫なんですが、そのテッポウムシに入り込まれないよう、まずは成虫のカミキリムシをやっつけることが最初の対策となります。
うちの農園のカミキリ、テッポウムシ対策は
(対策1)
雨が降っていなければ、朝早く行って木を揺らすと、まだぼーっとしているカミキリムシがボトッと落ちてくるので、簡単に捕殺できます。
陽が完全に登っていると飛び立ってしまうので捕まえるのは難しくなります。
(対策2)
カミキリムシがバイオリサ を巻いたところに留まれば1−2週間で死にます。
(対策3)
木を毎日チェックし、卵を産み付けられていたらこすり落とします。
(対策4)
木屑を発見したら、必ずテッポウムシがいるので、細い針金でほじくり出して捕殺します。
この時期になると、毎日木のチェックを欠かさないのですが、それでもいつの間にかテッポウムシにやられるのです。
でもこのチェックを怠ると、あっという間に木は弱って枯れてしまうのでとても大事な作業です。