カミキリムシ

6月に入ってから、天敵カミキリムシがまた沢山見かけるようになりました。

ゴマダラカミキリムシ。

このカミキリムシが木の幹に卵をうみつけ、孵化して幼虫(テッポウムシと呼んでいます)になると、木の中に入り込み、樹皮を食べながらどんどん奥に入ったり、枝の周りを一周したりします。

幼虫が樹皮を食べ進めていると、木屑が外側に出てくるので、それに気付けば針金など細いもので木をほじくり幼虫をやっつけることができます。

幼虫を放っておくと、いつまでも木の中をほじくり進まれ、その木の樹勢は弱まり、ナガタマムシなど別の虫によって、木が枯れてしまう要因にもなる。

まずは成虫のカミキリムシを捕まえることで、産卵の数は減らせるので、6月から8月くらいまでは、雨が降っていなければ毎朝いつもより早めに畑に行き、木を揺らします。

そうすると木の枝に止まっていたカミキリムシが落ちてくるので、捕殺できます。

朝陽が高くなってくると、木を揺らしても飛び去ってしまうので、朝の早い時間が捕殺のチャンスなのです。

薬剤は極力使いたくないので、地道にカミキリムシに対応しています。

何日か続けると、数は減ってくるので手間はかかりますが効果があると思っています。

それでも幼虫(テッポウムシ)にはいつの間にか食われていますけどね。

被害は最小限に抑えられています。

私が木を揺らして周っていると、畑のコッコ達が後をずっとついてきて、上から落ちてくるいろんな虫たちを取って喜んでいます。朝の癒しのひと時です。