投稿日: 2020年7月15日2020年7月15日たんかんの摘果作業 屋久島は今週末を乗り越えたら、梅雨明けしそうです。今年の梅雨は大雨の日が何日も何日も続いたので、ちょっと曇りで雨が降っていないだけで嬉しいですね。たんかんの実の摘果時期がやってきました。摘果作業はとても大事で、樹に実をつけすぎると樹が疲れて翌年以降の実のつけ方に影響が出て極端に不作になったり、樹が弱ると害虫などにやられやすくなったり、実が養分を奪いあったりして大きな実にならないといった、様々な問題が出てきます。 まずは傷モノ、病気ぽいモノ、形が悪いモノから落として、枝葉と実のバランスを見ながら落とすもの、残すものを選択しています。 たくさん実がついているのを落とすのはとてももったいと思って、以前はなかなか思い切って出来なかったのですが、去年くらいからやっとその重要性を身に染みて感じたので、今年も思い切って落としています。大体手のひらサイズに1個残すくらいです。 地面には落とした沢山の実が 摘果をする為に木に登ると、枯れ枝や、木の中に入って樹皮を食べ尽くすテッポウ虫がいることに気づいたりして、早期発見、早期対応ができます。木に登って細かい所までじっくりと見て早く気づくことができる、この摘果作業の時期はとても重要だと思っています
投稿日: 2020年6月28日2020年6月29日アボカド栽培記録① 昨年アボカドの苗を植え付けて、最初の頃の写真は撮り忘れたのですが、今後の自分の参考の為に記録を残したいと思います。 品種は、収穫時期が大体11月〜1月のもので、タンカン収穫と重ならないように選びました。 アボカドは、1本の木で雌花も雄花も開花しますが、開花する時間帯が午前と午後に別れています。品種によって午前は雌花、午後は雄花、または午前は雄花、午後は雌花が開花するといった2タイプに別れているので、着果を安定させる為に2タイプを混在させています。植え付けは昨年秋から冬にかけて行いました。半年以上経ちましたが、随分成長しています。 カハルー 開花型:B(午前♂、午後♀) 2019年11月29日 2020年6月28日 ピンカートン 開花型:A(午前♀、午後♂) 2019年11月29日 2020年6月28日 サンミゲル 開花型:A(午前♀、午後♂) 2019年11月29日 2020年6月28日 マラマ 開花型:B(午前♂、午後♀) 2019年11月29日 2020年6月28日 ベーコン 開花型:B(午前♂、午後♀) 2020年6月28日 ウィンターメキシカン 開花型:A(午前♀、午後♂) 2020年6月28日
投稿日: 2020年6月19日2020年6月19日たんかんの実 梅雨真っ盛りの屋久島です。家の中はエアコン除湿フル回転、毎日毎日本当によく降ります。今の時期のたんかんの実は、ビー玉よりちょっと大きいくらいの大きさ。木の足元を見ると、「生理落下」で小さいうちに黄色くなって落ちた実が沢山あります。木は木で自ら残す実を選んでバランスを取っているみたい。いい品質の実に育てたい、来年以降も木が疲れないようにと私たちはさらに手を加えて実を選別します。梅雨が終わったら、摘果作業が始まります。
投稿日: 2020年6月12日2020年6月12日カミキリムシ 6月に入ってから、天敵カミキリムシがまた沢山見かけるようになりました。ゴマダラカミキリムシ。このカミキリムシが木の幹に卵をうみつけ、孵化して幼虫(テッポウムシと呼んでいます)になると、木の中に入り込み、樹皮を食べながらどんどん奥に入ったり、枝の周りを一周したりします。幼虫が樹皮を食べ進めていると、木屑が外側に出てくるので、それに気付けば針金など細いもので木をほじくり幼虫をやっつけることができます。幼虫を放っておくと、いつまでも木の中をほじくり進まれ、その木の樹勢は弱まり、ナガタマムシなど別の虫によって、木が枯れてしまう要因にもなる。まずは成虫のカミキリムシを捕まえることで、産卵の数は減らせるので、6月から8月くらいまでは、雨が降っていなければ毎朝いつもより早めに畑に行き、木を揺らします。そうすると木の枝に止まっていたカミキリムシが落ちてくるので、捕殺できます。朝陽が高くなってくると、木を揺らしても飛び去ってしまうので、朝の早い時間が捕殺のチャンスなのです。薬剤は極力使いたくないので、地道にカミキリムシに対応しています。何日か続けると、数は減ってくるので手間はかかりますが効果があると思っています。それでも幼虫(テッポウムシ)にはいつの間にか食われていますけどね。被害は最小限に抑えられています。私が木を揺らして周っていると、畑のコッコ達が後をずっとついてきて、上から落ちてくるいろんな虫たちを取って喜んでいます。朝の癒しのひと時です。
投稿日: 2020年6月6日2020年6月11日スモモの収穫 久しぶりに晴れ間が見えた昨日の昼間 スモモが色づいていました。 またすぐ大雨に当たるので、今のうちに取りやすいところだけ収穫しました。昨年は、この雨が上がったら収穫をしようと思っていた矢先、ほとんど全部実が落ちてしまっていたので、今年はちょっと早いかなと思いつつ早めに確保。 まだ酸っぱいけど何日か置いたら甘さが出てくるかな? まずはジャムを作ってみました。 甘酸っぱくて美味しいです! 屋久島は今日もものすごい大雨です。
投稿日: 2020年6月4日2020年6月11日モリンガの発芽 人間に必要な栄養素を多く含み「奇跡の木」、”スーパーフード”と呼ばれているモリンガ。フィリピンでは広く栽培されており、フィリピンの友人から種を送ってもらったことから、農園を始めた当初よりモリンガの栽培を試みていました。ただ毎年種は発芽はするものの、大きく育って残るのはごくわずか。モリンガの成長期が梅雨時期にあたり、屋久島では毎日大雨にあたるので、いつの間にか溶けてなくなってしまうのが一つの原因。あとは、台風で枝が折れてしまうこと、畑の周りには鹿が多く出るので、鹿に葉っぱを食べられてしまうのも大きく影響しています。今年は植える畑を変えて、再挑戦します!5月上旬にモリンガの種をまいて、1週間後くらいから発芽が始まりました。 5/30~屋久島は梅雨が始まり、大雨が連日続いています。今年はまず、この梅雨時期を乗り越えるために、発芽したモリンガをポットに移し変えて、ハウス内へ移動させました。大雨から苗を守って様子見します。梅雨が終わる頃、畑に植え替えする予定でいます。
投稿日: 2020年5月17日2020年6月11日スモモの実 今年は離れた場所から見てもすぐ見つかるくらい実がなってます。 去年は数えるほどしかありつけなかったので、このまま順調に育ってほしい。 収穫時期は6月頃です。(どうか猿に見つかりませんように。) これから他にパッションフルーツ、ドラゴンフルーツと熱帯果物の美味しい季節がやってきます!今はコロナの影響でとっても静かな屋久島ですが、早く収束してまた沢山の人達に島を訪れて欲しいですね。
投稿日: 2020年3月27日2020年7月21日タンカンの開花 タンカンの花が咲き始めました。園内は、タンカンの花の香りが漂っています。写真ではわかりにくいですが、濃い緑の葉っぱと新芽の黄緑の葉っぱのコントラストがとても綺麗で私はこの時期が大好きです。
投稿日: 2020年3月23日2020年6月11日タンカンの新芽 今年のタンカンの発送が全て終わり、ホッとする間も無く来年に向けて始動しています。タンカンについては、多くのお客様にお求めいただきまして本当にありがとうございました。タンカンを育てるところから、発送まで全て自分たちで行なっているので、お客様からの反応をじかに受け取ることができます。嬉しいお言葉もたくさんいただき、また1年頑張るパワーをもらえました。本当に嬉しいことです。ありがたいです。今後も頑張っていきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。タンカンの新芽が出てきています。開花は間近ですね。