野菜作り

ミニトマト

果樹畑の一角で、自家用野菜を作っています。

3月の終わりくらいから種まき、4月に苗の植えつけをしたところです。

きゅうり
きゅうり(花がチラホラ)
ミニトマト
ミニトマト(あいこ)

この野菜畑の場所は、ガチガチに硬く痩せた土でしたが、耕して堆肥をすき込み、野菜作りを繰り返すうちに、昨年の秋冬野菜からいい出来の作物が作れるようになってきました。

屋久島での夏野菜作りにはいろんな壁がやってきます。

5月下旬から7月中旬までの長ーい梅雨

・この梅雨期間、土砂降りの大雨が何日も続くことがある

・梅雨がやっと開けたと思ったら台風がやってくる

去年の夏野菜は、長ーい梅雨と強く吹く風により、支柱で括った野菜は倒れる、長雨で実が付かない、根ぐされするなど、梅雨が開けた頃には楽しみが終わってしまう残念な結果でした。

今年は、支柱に関してはネットで立て方を参考にして、自分の畑にあうように改善したので、今の所は強風にも耐えています。

この夏は沢山収穫して楽しみたい!

 

なす
なす
ピーマン
ピーマン
インゲン
インゲン
スナップエンドウ
スナップエンドウ
小玉スイカ
小玉スイカ(ラビット)
小玉カボチャ
小玉カボチャ(栗坊)

山芋作り

山芋

山芋の種植えをしました。

屋久島には「やくとろ」と呼ばれているゴツゴツした形の山芋があります。

自然薯のような粘り気があり、地元では広く食べられています。

今回作る山芋は、同じく自然薯のよう粘り気があるのですが、長芋のような形をしているので、調理しやすいのが特徴です。その品種の山芋作りに参加させていただきました。

山芋用のマルチ

前日に種芋を準備して一晩乾かす。(大体70120gに切っておいた)

山芋の種芋

芽が出ていれば、その芽が上になるように。または皮側から芽が出るので、皮を上にして植えつけます。

山芋の種芋を植えつける

植えつけ間隔は20cm程。

間隔を開けすぎると下へ下へと大きく育つので、間隔は狭くした方が程よい大きさになるとのことです。

種芋の植えつけ

収穫時期は来年の3月頃。楽しみです!

お好み焼きにすると、小麦粉少なめで、ふわっふわに出来てとっても美味しいですよ。

たんかん開花

タンカン開花

しばらくブログから遠ざかっておりましたが、新シーズンが始まったので気を取り直し、農園のこと、日々の様子などを書いていこうと思います。

3月中旬頃にたんかんの花が咲き始めました。

昨年の台風ショックにより、何本かの木は樹勢が弱り、葉っぱもなくなりどうなることかと心配していましたが、春になり新芽が出てきて復活の兆しが見えてきました。

全体的に花も今年は多い気がします。

今シーズンはなんとか無事、順調に育ってくれることを願っています。(来年はたくさんの人に食べてもらいたい!)

タンカンの花

自家用で、野菜も色々作っています。

今は夏野菜のきゅうり、トマト、なす、ピーマン、生姜、唐辛子、インゲン、人参、大葉、スイカ、カボチャなど。野菜作りは難しいけど楽しいです。

種まきや、苗を植えつけたばかりのこの時期は特にワクワクしています。

屋久島の梅雨は大雨の日が長く続くので、梅雨に入るまでが第一段階の楽しみ。

梅雨が終わった後の第二段階までいけたら嬉しいな(いつも壁が立ちふさがります)

2021年収穫たんかんについて

新年より予約受付を開始しましたが、既に品切れの状態の商品が多くなっております。ご予約いただけなかったお客様には誠に申し訳ございません。

2月より収穫を行っていく予定ですが、また販売できる量が出てきましたら、当ホームページでお知らせいたします。

2021年収穫たんかんの予約受付を開始しました。

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

本日よりたんかんの予約を開始いたします。注文サイトよりアクセスしてください。

昨年の台風の影響で、収穫予定の半分程度のたんかんの実が落ちてしまいました。また、贈答用にできるキレイな実が少ない為、今年は贈答用の「特選たんかん」の注文受付は承ることができません。

収穫量も大変少ないことが予想される為、大変申し訳ございませんが、お一人様(1配送先)10kgまでとさせていただいております。

いつもご愛顧いただいておりますお客様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますよう宜しくお願いいたします。

ご不明な点がございましたら、「お問い合わせ」フォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ。

*尚、今年の収穫予定は2月上旬頃を想定しております。ご注文をいただいたお客様より順次発送いたします。

グアバの葉

グアバの葉

グアバの新葉が出てきたので、お茶にするために新葉部分を収穫しました。

グアバの新葉
グアバの新葉部分

梅雨が明けてから、毎日いい天気(というか酷暑)なので天日干しを何日かすればパリパリに乾燥するでしょう。

グアバの葉
グアバの葉天日干し

グアバ茶は、様々な効能があると言われ、沢山の方に飲まれています。

・抗酸化、殺菌作用

・美容効果、疲労回復、ダイエット効果

・動脈硬化の予防、改善

・高血圧を予防

・感染症の予防、改善

グアバの実

まだ小さいですが実も付いています。グアバの実はそのまま食べても美味しいし、ジュースにしてもいい。葉っぱはお茶にと2度楽しめますね。

テッポウムシ

テッポウムシがいる印

奄美地方は今日梅雨明けしたので、屋久島ももうすぐですね!

ただもう今日は物凄い暑さになりました。

前日までたっぷり雨が降った上での晴れなので、とにかく蒸し暑い!バテます。

今日は何箇所かテッポウムシに入られたのを見つけました。

テッポウムシ=ゴマダラカミキリムシの幼虫です。

テッポウムシがいる印
木屑があると必ずテッポウむしがいる
テッポウムシがいると木屑でわかる
Y路の枝が好き
テッポウムシ
木屑を針金でほじくると発見
テッポウムシが成虫となり飛び出してできた穴
テッポウムシが成虫となり飛び出してできた穴

ゴマダラカミキリムシは5月下旬くらいから成虫になって木から飛び出し、何日か経ったら、幹や枝に卵を産み付けます。卵から孵った幼虫が木の中に入り樹皮などを食べまくり成長します。

成虫を見かけるのは5月下旬から8月くらいまで。

でも幼虫がいったん木に入ってしまったら、こっちが見つけない限り、翌年の5月に成虫になって出てくるまでずっと木の中。

このゴマダラカミキリムシ(成虫)に卵を産み付けられない対策として、木を揺すって落として踏みつけるという地道な対応はしますが、朝早くでないと効果ないので(日が高くなるとすぐ飛んで逃げてしまう。朝はボケーとしてて下に落ちる)もう一つ、「バイオリサ スリム」というテープも使用します。

木の幹や枝に巻きつけて、ホッチキスなどで止めるだけ。

バイオリサスリム
バイオリサスリムテープを巻く
木の幹に近い場所に巻きます

カミキリムシ対策としてバイオリサテープを使用しているのは、樹全体に薬を蒔きたくないのと、カミキリムシだけに対して効果があり、他の環境に影響がないから。

バイオリサテープは表面にカミキリムシに効果のある微生物防除薬が塗られていて、テープに少しでもカミキリムシが触れると菌がカミキリムシの体内に入り、養分・水分を奪ってミイラ化して死ぬ作用になっています。

当農園でバイオリサの使用を始めて3年目。

時々、ゴマダラカミキリムシが硬直して枝に止まったままの姿を目にします。

劇的に減るわけではないですが、効果はあると思うので使っています。

鹿よけ対策

鹿よけピンクテープ

鹿に悩まされています。

私たちの農園は、周囲に高さ1Mの柵で囲っているのですが、柵を支える鉄棒が腐ってきたり、台風の影響で柵が斜めに倒れ高さが低くなるところを狙われて鹿が園内に入ってきます。

鹿は園内のタンカンの木の葉っぱを食べます。葉っぱを食べたあと、鹿の唾液が枝に付くので、その箇所は成長しないし、いずれは枯れていきます。

下の方の細い枝はボキボキ折られます。

鹿に枝を折られる
鹿に折られた枝
鹿に葉っぱを食べられる

また、新芽が好きなので、植えたばかりの苗はことごとく葉っぱを食べられて、枯れてしまいました。

鹿が入ってきそうなところを見つけては応急処置をしていましたが、どっから入っているのか、また侵入された形跡を見つけるといった繰り返し。

そこで、新たなる対策として、最近流行っているピンクテープを張ることにしました。

ピンクテープで囲むだけで防獣効果抜群!!らしい <<— (←_←)疑疑

畑の柵がないところに支柱を立てて、ピンクテープを巻いて畑を囲ってあるのをよく目撃していました。話を聞くと「全然効果なかった」と言われましたが、柵のさらに上の高さを出す為に張ってみてはどうだろうと思い立って試してみることにしました。

鹿は柵を乗り越えてきているとしか思えないので、ピンクテープで高さを出したらいいんじゃないか。

低くなった柵をピンクテープでカバー

やってみました。効果はあるのか?!

(1週間後・・・・の今日)

鹿の糞発見!!・・・チーン(涙)

でも、、糞の量が少なかったし以前のような何頭も入っている感じはない。

ほんの少しでも抑制効果はあったのではと思いたい。

(侵入されたことには変わりないのでまだまだ鹿問題は続く・・・)