年の瀬になりました

12月のタンカン

12月はいつもより晴れの日が多く、暖かく気持ち良い日が続いていましたが、昨日からグンと寒くなりました。

海は大荒れで連日のフェリー欠航です。

風速10m前後の強い風が吹いているので、タンカンの木の枝や実はかなり揺らされています。今年は台風が全く来なかったので、大変豊作で沢山の実がついています。

ここにきての寒波は、実にストレスを与えることになるのでいい味になるような効果があるかもしれません。

今年は、タンカン以外では

ドラゴンフルーツ、パッションフルーツに取り組み始めました。

2年前から育てているアボカドは、苦戦しながらも模索して取り組んでいます。

近い将来は、いろんな屋久島作物をお客様に届けられるようになっていたいです。

あと1ヶ月ちょっとしたらタンカンシーズンが始まります。

2022年のタンカンは沢山の人に喜んでもらえるよう頑張ります!!

カマキリとタンカン

2022年収穫タンカンについて

2022年収穫タンカンは、新年より予約受付を開始いたします。

当サイトに「注文サイト」メニューがリンクされますので、そちらからお手続きいただけますよう宜しくお願いいたします。

収穫は2月初旬から3月頃にかけて行う予定です。ご予約いただいた順に発送いたします。

タンカンは順調です

いつの間にかの10月です。日中はまだまだ暑いです。

毎年のようにドキドキしていますが、今年は今のところ台風などの自然の脅威にさらされていないので、とても順調にタンカンが育っています。

タンカン10月

6月後半から7月にかけて摘果、9月頃から夏芽切りをボチボチ始め、肥料仕込み撒く、草刈り、鹿との戦い。まーやることは沢山あります。

自分とこのだけではなく、他の農家さんの作業を手伝いに行っているので、気がついたら夏が終わろうとしていて、こないだ焦って海に泳ぎに行きました(笑)。

竹藪除去

今日は畑にある竹藪を近所の農家の人に頼んで、ユンボ(ちっちゃいけど結構やりよる)を使って根っこから掘り起こしてもらいました。ここには大名竹という地元の人に人気の筍が生えてくるのですが、放っておくとどんどん広がって邪魔になります。

当初は地道に手で切りながら枯らしていこうと思っていたのですが、予想を遥かに超えて、竹の根がいたるところに伸びていたので、機械を使わないと私達にはとても無理な作業でした。1日がかりで作業完了しました。

竹藪除去2

掘り起こした竹の根は、植えるとまた成長するので、欲しい人に取りに来てもらいます。

竹の根の山

この場所にはいずれドラゴンフルーツを植えようと思っています。

野菜畑

今年の夏野菜は、長い梅雨にも関わらず順調に収穫できています。

キュウリ、ミニトマト、ナス、ピーマン、インゲンが毎日のようにできています。

自分の畑で野菜がとれると、自然に野菜を沢山食べるようになるので体も喜んでいますね。

5〜6個実がついています
これで大丈夫かな??

今年は初めて小玉スイカが収穫できそうです。

何個かもう大きくなってきたので、猿や鳥に狙われないようにキャリーを被せました。

カボチャも
生姜も

順調です。

スモモの収穫

昨日からまた大雨が続いています。

先日何日か晴れの日が続いたので、スモモを1部収穫しました。

できれば完熟してから収穫したいですが、これから雨は続くし、猿や鳥に食べられてしまう前に、色づきがいいものだけまずは取りました。

スモモはここ2年くらいは、どこの木も不作だったようですが、今年は沢山の実をつけています。

この農園をする前から植えられていたすももの木は、完全に自家用ということもあり、ほとんど意識をして栽培に取り組んでおらず、食べても美味しいと思わなかったので興味を持っていませんでした。

去年まではジャムにしたら美味しいな、、くらいな感じです。

でもスモモ好きな人が教えてくれました。

「スモモは追熟できるので、早めに収穫しても何日か置いて、触って柔らかくなったら食べ頃だよ。」

全然知らなかった!

只今追熟中です。楽しみだなー

パワーアップした草刈り作業

雨の日が何日も続くので、たまにある晴れや曇りの日はとても貴重に感じます。

雨で作業はあまりできない間に、草がどんどん生えてきます。

屋久島は雨が多いので、草の伸びる勢いは凄まじいものがあるのです。

刈っても刈ってもすぐ伸びてくる、除草剤は使いたくない派なので、夏の間は何度も何度も炎天下の中黙々と作業しなければいけません。

だがしかし!今期から待望の新兵器「自走式草刈機ハンマーナイフモア」を手に入れました~!!

綺麗にどんどん刈れるので気持ちいい!

今までは刈り払い機を肩に掛け、半日~1日かかって草刈りしていた場所を、12時間程度であっという間に刈ることができる優れもの。

しかも体もあまり汚れないし、綺麗に仕上げることができます。

草刈り作業への抵抗が随分なくなりました。むしろやりたい!!(笑)

3/30に植え付けた生姜、やっと芽が出てきました(雑草取らなきゃ)

食用ホオズキ

3月下旬に種蒔きし、ポットで苗を育てていた食用ホオズキ(品種:キャンディランタン)を畑に植え付けしました。

すでに最初の花が咲き、ホオズキの袋が出来ています。

この袋が大きくなり、中に実ができます。

最初は袋が緑色をしていて、だんだんと色が変わり茶色になった頃、中を開けると黄色の実ができているのが食べ頃。

食感はミニトマトで、味は甘酸っぱいフルーツ。

初めて食べた時、とてもビックリするような美味しさで心踊りました。

自分でも作って沢山食べたいし、沢山取れたらジャムやドライフルーツも作ってみたいです。

1株でかなり大きくなるみたいなので、株間の距離を取って、しっかり支柱も立てて植え付けしました。これからの成長が楽しみです!

カミキリムシ対策

先週からカミキリムシを確認していたので、早く対処したかった「バイオリサ」。

連日の大雨から一息ついて、且つ明日は晴れ予報なので、やっと木に巻きつけました。

バイオリサは微生物防除剤で、カミキリムシが触れると有効成分である糸状菌に感染し殺虫します。設置後30日間持続し、テープを木に巻きつけるだけなので、簡単に防除できます。

畑にいるカミキリムシの種類は「ゴマダラカミキリムシ」。

5月中旬から8月くらいまで現れます。

成虫になって現れた後、葉っぱを食べ、後尾し産卵します。

木の幹や、枝のY字になっているところに卵を産み付けるのが好き。

この卵に気づかずにいると、その後幼虫(テッポウムシと呼ぶ)となり、木の中に入りかじりりながらさまよいます。

テッポウムシが木の枝や幹をかじりながら一周すると、その部分より上は枯れてしまうか、樹勢が極端に悪くなります。

このテッポウムシがかなり厄介な幼虫なんですが、そのテッポウムシに入り込まれないよう、まずは成虫のカミキリムシをやっつけることが最初の対策となります。

うちの農園のカミキリ、テッポウムシ対策は

(対策1)

雨が降っていなければ、朝早く行って木を揺らすと、まだぼーっとしているカミキリムシがボトッと落ちてくるので、簡単に捕殺できます。

陽が完全に登っていると飛び立ってしまうので捕まえるのは難しくなります。

(対策2)

カミキリムシがバイオリサ を巻いたところに留まれば12週間で死にます。

(対策3)

木を毎日チェックし、卵を産み付けられていたらこすり落とします。

(対策4)

木屑を発見したら、必ずテッポウムシがいるので、細い針金でほじくり出して捕殺します。

この時期になると、毎日木のチェックを欠かさないのですが、それでもいつの間にかテッポウムシにやられるのです。

でもこのチェックを怠ると、あっという間に木は弱って枯れてしまうのでとても大事な作業です。

今日の戦利品。やっとまとまって収穫できました!

アボカド定植

今年2月に購入したアボカドの中苗2本を定植しました。

品種はベーコンとピンカートンです。

ベーコン
ピンカートン

定植してから3年を無事乗り越えることができたら、根が張り、実がなる樹にどんどん成長していくだろうけど、それまでは色々心配です。

真夏は葉の日焼けで痛んだり、水切れで元気が無くなったりするので、梅雨に入ったこの時期に植えつけました。7月までは水の心配はないし、この2ヶ月で土に馴染んで根が広がって欲しいなと思いました。

9−10月は台風がどうしてもやってくるので、その前に少しでも根付いて欲しいです。

アボカドの周りには防風ネットで囲っています。アボカドと固定する支柱は3本仕立てにしました。

アボカドの圃場は、周りが防風林に囲まれていて、且つ少し窪地になっているので、昨年のような大きな台風でも今のところ被害なく耐えています。

支柱を打ち込む
防風ネットで囲む

2019年から植え始めたアボカド。

収穫できるようになるのはいつの日か。

梅雨入り

511日に屋久島は早くも梅雨入りしました。

平年より19日も早いそうです。

なんてこった・・・

早く始まった分、梅雨明けも6月くらいにサクッと終わってくれたらいいのにな。

屋久島の梅雨時期の雨は、とても雨量が多く、そんなドサっと降る雨が連日続きます。

まだ植えた野菜もほとんど収穫始まってないし、どうか今年は程々にお願いします。